平面図から張りと欠けを見きわめて、家の中心を決めます。
方位磁石で磁北を確認。
点線で線を引きましょう。
四方と四隅を30度と60度に分け、線を引きます。
さあ、家相判断の始まりです。平面図の張りと欠けがどの方角にあるかを確かめましょう。
このとき、別棟は張り扱いとします。ただし、大切なのは母屋とのバランスです。母屋より大きく立派な別棟は、凶相となるので要注意です。
張りがあった場合は吉相、欠けがあった場合は凶相。それぞれの方位の吉凶現象を調べます(ただし、北東と南西はそれぞれ「鬼門」「裏鬼門」にあたり、張りも凶相となるので要注意)。
開放部とは、窓、廊下、縁側、出入り口、階段などです。これはエネルギーの放出という考え方から凶相とみなします。
閉塞部とは壁です。災難や病魔が外部から入り込んでこない、つまり無事をあらわします。閉塞部はは災難の影響を受けません。
家相では特に、方位の中心部にこの開放部があることを嫌います。出入り口や窓、縁側や廊下の多い家は、まるでいくつもの口がある状態で、エネルギーがどんどんもれてしまいます。
ただし、窓や出入り口を極端に少なくするのも凶相です。空気が流れず、エネルギーがよどんでしまうためです。
家相は、張りと欠け、開放部と閉塞部によって、そのほとんどが決まってしまいます。つまり家相診断は、「張りを吉」「欠け・開きを凶」「壁の閉を無事」とみなすだけなのです。